フンコロガシの壁画
フンコロガシの壁画
        大英博物館蔵
フンコロガシ

 
  現代科学は・・・エジプト王家に及ばなかった

    エジプトの王。
    ファラオの「紋章」は・・・「フンコロガシ」。
    フンコロガシは・・・・神である。

    アフリカ大陸のサバンナ・・・
    草食動物の夥しい数の群れが・・・落す糞。
    これを細断して球を作り・・・地面を転がして・・・巣穴に入れてエサにしてい糞食昆虫である。
    この地面を糞の球を転がせば・・・・どうなる???
    当然・・・この地面の支配者は・・・枯れ葉を分解する「木材腐朽菌」である。
    糞の球は木材腐朽菌の菌糸のかけらで・・・塗される。

    草食動物の糞は・・・未消化の植物繊維、リグニンが主成分。
    草食動物の腸内細菌ではリグニンを分解出来ない。
    象の糞で紙を漉けるのはこのためである。象の糞から作った紙を生産している所もある。

    なぜ、ファラオは・・・この糞を食べる「フンコロガシ」を・・・「紋章」に選んだのか・・・
    このフンコロガシが・・アフリカの大地、自然を再生していることを喝破したからである。
    王国を支えているのは・・・食糧であることを知っていたからである。
    安定した食糧、農業生産が大国を持続させる・・・。
    王国が衰弱し・・・民衆に不満が生まれるのは・・・食糧不足からである。
    ローマ帝国崩壊も、フランス革命も・・・根底にあるのは・・・農業生産の伸び悩みによる食糧不足であった。

    フンコロガシという小さな昆虫が・・・・エジプト王国を支えていた。 
    糞の球を転がしている間に・・・木材腐朽菌の菌糸が球に付着する・・・。
    フンコロガシが食べるとともに・・・・
    給を転がすということは・・・・広い範囲に木材腐朽菌を・・・伝播することでもある。
    そういうことで、アフリカの大地は再生循環が持続されている。
    「分解者」のフンコロガシを・・・神として、
    分解を阻止して・・・ミイラを作る。
    エジプト王朝には・・・表裏の・・・・科学が構築されていた。
    現代の科学には・・分解科学を削除して・・・化学化合物を・・・生産してきた。
    大自然にも、エジプトの神にも・・・学ぶことをしないで来た。
    このまま農業が進行すれば…衰退し・・・
























    そういうことで「自然栽培」の福岡正信の粘土団子を連想する。
    福岡は、この粘土団子に数種の草の種子を担持させ・・・地面に撒いて沙漠化を阻止しようとした。
    宇井 清太は、これでは成功しないと思い続けてきた。
    この団子に・・・木材腐朽菌が削除、無視されているからである。
    福岡の自然には・・・地球地表の支配者である木材腐朽菌がない・・・自然であるからである。 
    福岡、岡田茂吉、川田、EM農法、奇跡のリンゴの・・・・いずれの自然栽培農法にも、
    自然栽培と称しているが・・・2億8000万年、地球の地表を再生循環してきた木材腐朽菌が欠落している。
    このため、肝心かなめのところが・・・説明つかない・・・。
    そういうことで・・・空中に浮遊している病害菌胞子の落下…胞子発芽を防止できない。
    有機農法、自然栽培・・・限界と破綻は、自然と乖離している・・・「自然農法」だからである。
    つまり、自然と・・・似ていはいるが・・・非なるものである。
    木材腐朽菌が削除、無視された・・・・砂上の楼閣のような農法である。

    ファラオの「フンコロガシ」の紋章。
    この意味を・・・理解していなかったようである。 
    現代科学は・・・再生循環を・・削除した。
     海洋プラスチック、農薬蓄積、化学肥料成分の残留・・・・


    宇井 清太の発見したMOG-A1菌は、21世紀の「フンコロガシ」かもしれない。




   木材腐朽菌はキノコの胞子のみで占有エリアを拡大しているのではない。
   動き回る・・・昆虫の足。
   動物の足底・・・。
   この動物の足底といえば・・・サバンナの草原を何千キロmも移動する草食動物。
   
   しかし、現代社会では・・・人間の移動が病害菌を・・・海を越えて他国にまで広がる。
   農業では・・・足底のみならず・・・トラクター、自動車のタイヤ・・・・
   豚コレラ、鳥インフルエンザ・・・・。
   ハウスの中から、ハウス周りに歩けば・・・ハウス周囲にフザリュウム、炭疽病菌が生息するエリアになる。
   つまり、人間が・・・病害菌から見れば千載一遇の動く動物である。

   そうであるならば・・・MOG-A1菌を病原菌の代わりに・・・ハウスに生息させることで、
   ハウス周りを・・・病害菌の生息せきないエリアにすることが出来る。
   大自然界の地表は、こういう仕組みで・・・病害菌は、片隅で細々と生き残ってきた菌である。
   この弱者菌が、圃場で・・・主役菌になっているのは・・・人間がそうさせているのである。
   自然界の仕組みと異なる・・・ことを行って栽培してきたからである。
   自然界には・・・動物の排泄物で作った堆肥も、腐葉土も存在しない!

    
尿は膀胱から尿道の先までは「無菌」である。
オチンチンの先端エリア、女性なら・・・秘所のエリアに微生物が棲んでいる。
更に放尿された尿には・・・空中浮遊微生物も落下する。
尿の成分は約98%が水分。
2%が尿素。
その他塩素、Na,K,Mg,,P・・・などにミネラルが含有する。
この2%の尿素が・・・細菌などの微生物でアンモニアに換えられる。
尿が臭くなるのは・・・放尿された後、アンモニアに変化した時点で・・・アンモニア臭が発生する。

ここまで書けば・・MOG-A1菌を尿に生息させれば・・・・
尿素からアンモニアに変化させる微生物群が休眠するするので・・・・
「尿が臭くない」・・・・溶液になる。

小便にMOG-A1菌を繁殖させれば、以上の理由で・・・臭くなくなるのであるが・・・
大便の場合は、全く異なる作用で消臭する。

大便は小便のように「無菌」ではない。
腸内フローラを形成する多様な細菌などの微生物が混合した状態で排泄される。
嫌気性細菌。
オナラは・・・可燃性ガス。インドール、スカトール、腸内でメタンガスが産生されたようなものである。
臭い!・・・オナラに火つければ・・・ガスのように燃え上がる。

この大便が排出された時点では、排泄物の主役菌は・・・嫌気性細菌である。
これにMOG-A1菌を添加すると・・・豊富な養分???で超速でMOG-A1菌が繁殖する。
排出された状態の大便は空気にさらされるから、腸内の嫌気条件から・・・一挙に好気条件になる。
MOG-A1菌は・・・下剋上を行い大繁殖する。
悪臭の原因を生産する腐敗を行う細菌は休眠する。

自然界における動物の大便は地表に・・・落ち。深く堆積することはない。
浄化槽のように溜まることはない。
自然界における動物の大便は・・・・多くの場合、木材腐朽菌の仲間が分解する。
人間が作る・・・家畜の排泄物を利用した「堆肥」というのは、自然界にはない・・・人工物である。
ウンチが1mも2mも堆積して・・・熱を出す光景は・・・自然界にはない。
こういう堆肥を圃場に投与すれば・・・
自然界とは異なる菌社会が圃場に形成される。
つまり・・・病害菌が占有支配する土壌になる。

臭いものを・・・圃場に投与してはならない! 
臭いものを作る菌を・・・投与してはならない!
有機農法の大きな誤りは・・・この臭いものを圃場に投与しているからである。
菌社会が自然のものと異なるからである。
MOG-A1菌で「尿」が・・・臭くない!
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